立春大吉の由来

 

昨日は節分で、今日は立春です。

立春は、冬至と春分のほぼ中間。

 

昼夜の長短を基準に季節を区分すると、
この日から立夏の前日までが春です。

 

九州など暖かい地方では、梅が咲き始める頃ですね。

暦の上では「春」になりますが、実際には最も寒い時節です。

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立春大吉の由来
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立春から数えて88日目を八十八夜、

210日目を二百十日(にひゃくとうか)、

220日目を二百二十日(にひゃくはつか)

と呼んでいます。

 

立春のあと初めて吹く南の強風を、『春一番』と呼びますよね。

 

立春の早朝、禅寺では、

門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。

 

中国や日本の太陰太陽暦では、元日が立春前後に置かれています。

 

中国暦では、立春と雨水を含む月を正月としています。

 

それは、立春の頃を年初にし、
春の始まりと年の始まりを一致させるためでした。

 

節においては、立春が年初となります。

 

四柱推命や九星気学では、
節分までを前年として、立春で年が変わるとしています。

 

春の区分は、西欧では習慣的に、
暑くも寒くもない温かい季節、つまり春分から夏至までが春です。

 

しかし古代中国では、
昼夜の長短のピークとなる夏至・冬至と、
昼夜の長さがほぼ同じとなる春分・秋分を、各季節の中心としているのです。

 

これらの中間に、各季節の区切りとして
立春・立夏・立秋・立冬をもうけました。

 

これが中国暦の特徴です。

西欧では春分を起点にしますが、中国は冬至が起点になります。

 

二十四節気では、立春から立夏までを『春』とします。

 

欧米の習慣的な天文的区切りとは、約1.5ヶ月ずれます。

 

日本では明治6年に、

陰陽暦(太陰太陽暦)を廃止し、太陽暦としました。

 

気象学も欧米の法則を取り入れたのです。

 

気象学的には、

3月~5月が春、

6月~8月が夏、

9月~11月が秋、

12月~2月が冬、

 

とされます。

 

現代の日本では、
欧米的な四季感覚に慣らされていますから
2月4日の立春に対し、季節感のずれを感ずるのはやむをえません。

 

立春は、節分の翌日ですが、

節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。

 

節分が2月3日なのは2024年まで。

2025年は2月2日になります。

そして翌年からは3日に戻ります。

ちなみに1968年は、2月4日が節分でした。

 

ともあれ、新しい一年を迎える立春には
その一年がいい年であるようにと願いを込め、
「立春大吉」という言葉を掲げるのです。

 

真ん中に線を入れてみると、
この四文字は左右対称だとわかります。

 

表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。

 

昔、立春大吉と書かれた御札が貼られた家に
鬼が入ったことがありました。

 

ふと鬼が振り返ると、

さっき入る時に見た立春大吉の文字を見て、
「まだ入ってなかった」と勘違いして、
逆戻りして出て行った、という逸話です。

 

鬼は、裏側から見ていたんですね。

 

これがもとで、

「立春大吉のお札は厄除けになる」

と言われるようになったのです。

 

 

 


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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

なぜ節分に豆?鬼は外の鬼とは?

おはようございます。

さて。本日は節分ですね。

そもそも節分って、なんなのかご存知ですか?

節分という言葉は、
「季節を分ける」
という意味が含まれています。

言い換えれば、
「季節の変わり目」
という意味になります。

ですから、
春夏秋冬どの季節にも、節分はあるのです。

では、どうして2月3日なのでしょうか?

また、どうして節分は、
年に一度しかやらないのか?

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なぜ節分に豆?鬼は外の鬼とは?
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節分は、季節の変わり目ごとにあります。

季節の分かれ目とは、
立春・立夏・立秋・立冬のことです。

その前日が、節分と呼ばれているのです。

ただ季節は「春夏秋冬」と書きますね。
その一年の始まりは「春」です。

その春の始まりが立春、
つまり2月4日なのです。

立春の前日である2月3日が
節分の代表として知られるようになったのです。

お正月に送る年賀状にも、
「新春」とか「迎春」と書きますよね。

その「春」が始まる前日、
新しい一年が始まる前日に、

「これから始まる新しい年が、
災いの無い年になりますように」

との願いを込めて、
一年に一度、特別に行うのです。

大晦日には「大掃除」をしますよね。

この大掃除も、
旧年の埃や汚れ、邪気などを払う行為。

綺麗な気持ちになって、
新しい年を迎えるという意味です。

豆撒きもそれと同じ意味です。
では、なぜ豆を撒くのでしょうか?

「鬼門」って聞いたことありますよね。

kimon

風水や家相などで使われる言葉で、
北東にあたる方位が鬼門です。

なぜ北東の方位が鬼門なのか…

鬼門の方角は十二支では、
丑と寅の方角に当ります。

丑(牛)の角を生やして、寅(虎)のパンツをはいている姿、
それが鬼ですよね。

東洋占星術では、北東を『艮』と書きます。
この艮(ごん)を「うしとら」と読むのです。

鬼門は「鬼の出入りする」方角。

この邪気を祓うことにより、
春が無事に迎えられると考えられていました。

しかし、その実態は、
国常立尊(くにとこたちのみこと)という
偉い神様を、北東に閉じ込めておくために
悪神によって作られた一種の呪いのようなものです。

伝説によれば、
国常立尊はかなり厳格な神様で、
そのため支配にやり切れず
神々が一致して引退をお願いした。

そして国常立尊と配下の神々は
反対勢力の世論に抗して
引退になられたとなっています。

北東(うしとら)に引退せられた日、
これが節分の日だったんですね。

だから北東(艮)は、
汚れた場所というよりも、厳格で尊い場所なんですね。

ちなみに「鬼」という字を「おに」と読みます。

この「おに」という日本語は、「陰(おん)」に由来します。

「陰」とは目に見えない気であり、
邪気を臭わせて、「おに」としたのです。

また、隠れている怖い者をさす
「隠人(おんにん)」が変化した
という説もあります。

ようは、形の見えない災害、
病とか飢饉など、
想像を超えた恐ろしい出来事は
鬼の仕業と考えたのです。

つまり、
新しい年(立春)を迎える前日(立春の前日・節分 )に、
鬼に豆をぶつけて邪気を払い、福を呼びこもうというわけです。

反対勢力の神々は、
「煎豆に花が咲いたら出てきても良い」
と言って、節分の行事を伝えました。

煎った豆には、花など咲きませんよね。

ようは、
「永遠に閉じこもっていてください」
という意味なのです。

そのためか関西のある地方では、
豆撒きの時に
『鬼は内、福は外』と逆に言う風習もあります。

ちなみに最近流行の恵方巻ですが、
1998年(平成10年)に
セブンイレブンが全国発売にあたり、
商品名に採用したのです。

それ以前は「丸かぶり寿司」と呼ばれ
「恵方巻き」という文献等は見つかっていません。

古来より日本は、
デッチアゲが大好きなのです!笑

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

迎え入れる儀式の日


いよいよ1年の最終日、
いわゆる『大晦日』です。

みなさんにとって、
今年はどんな年でしたか?

ぼくもいろいろありましたが、
『紫微斗数タロット』も出版になり、
締めくくりのいい1年でした。

大晦日は《大きい晦日》と書きます。
晦日(みそか)は《つごもり》ともいい、
月の最終日のこと。
そして今月は、
いうまでもなく1年最後の月。
その最終日なので、
大晦日というわけです。

今日は『大晦日』について書いてみたいと思います。

その前に告知を。
来月『紫微斗数タロット占術』の出版パーティ、
東京と名古屋の両方で開催します!

まず名古屋が先です。
1月18日(土)時間は、14:00〜18:00
場所は、名古屋ほしよみ堂
参加費は、1,000円(ワンドリンク・おつまみつき)

続いて東京は、
1月24日(金)時間は、20:00より
原宿の「REISSUE(リシュー)」というカフェ。

http://reissue.jp/

先行予約の特典あり。
『紫微斗数タロット』を使った10分無料鑑定があります。
先着30名です!

お問い合わせは、ほしよみ堂の各店舗、
あるいはにこちらのアドレスご返信ください。

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迎え入れる儀式の日
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大晦日といえば、大掃除をしたり、
年越しそばを食べたりします。
紅白歌合戦も定番ですね。

神社では年越しの大祓(おおはらえ)を行い、
寺院では除夜の鐘が響きます。

なんだか世間全体が、特別な雰囲気に包まれる日です。
年が改まって、心機一転。
確かにそんな感じはします。

でも、そこまで特別な必要があるのか。
と、素朴な疑問を感じたことはないでしょうか。

「大晦日」をメインにした年越しの行事。
それは本来《ある存在》を歓迎する、大切なイベントなのです。

そして、ある存在とは、
歳神様(としがみさま)のこと。

では歳神様って、いったい何でしょうか。
簡単にいうと《福の神》のことです。
詳しく分類すると3種類に分かれます。

ひとつ目は《太歳(たいさい)》。
木星を神格化したもので、占いに使われます。

ふたつ目は《歳徳神(としとくじん)》。
節分に食べる恵方巻きってありますよね。
その《恵方》を司る神様で、
五行の法則をもとに生み出された方位の神です。

みっつ目は《大年神(おおとしのかみ)》。
神話から生まれた穀物の神様です。

いずれにも共通するのが、「春」というキーワード。

とくに日本人を含めた農耕民族 にとって、
植物の生命は、自分たちの運命をも左右する、
偉大な存在でした。

気温の上昇とともに、草木は芽吹く光景を見て、
新しい運気のはじまりを予感したことでしょう。

「春」という言葉には、そうした生命の息吹と、
1年の期待が込められているわけです。

「歳神様」とは、春への期待と畏敬の念の象徴。
それが福の神の正体というわけです。

新年のことを「新春」ともいいますね。
でも「春」というにはまだ寒すぎる。

「新暦」を採用している現代では、
実際の気温と言葉に違和感があります。

ですが「大晦日」も「新春」も、
本来《旧暦》の行事の名残りです。

旧暦を使っていた当時の人にとって、
大晦日とは、新しい春。
つまり「歳神様」がくる前日。

掃除をすませ、心身を清め、
「歳神様」を丁重に迎え入れる、
そんな儀式を行う日だったわけです。

今日は皆さんも、いっそう清浄な心で、
歳神様を迎える準備をしてみてください。

それでは、みなさん。よいお年を!

八朔に宿る《五行》のチカラ

おはようございます。

今日は『八朔』の日です。
といっても、あまり馴染みがないかも。
読み方は「はっさく」。

八朔とは、8月の朔日(ついたち)という意味です。

ちなみに「朔(さく)」とは、新月のこと。
お月さまのカレンダーである旧暦では、
新月を毎月の1日目としていました。
つまり「八朔」は、旧暦の8月1日を表しているのです。

で今日は、その旧暦8月1日なのです。
なので、八朔の日になるわけです。

現在では、一部の地域で
作物の豊穣を祈る「八朔祭」が行われたり、
あいさつ回りをする習慣が残るのみ。
ですが本来は「ある願い事」を込めた、
とても重要な日だったのです。

もともとは「稲作」の豊穣を祈る儀式を行う日でした。
旧暦8月は、稲の穂が実り始める頃。
農家にとって、待望の収穫まで残りわずか。
眼前に迫った結果発表を前に、期待を込めて祈るのです。

ですが、さらに「五行」に注目してみると
面白い根拠が見えてくる。

旧暦の8月を『十二支』で表現すると、
『酉』の月ということになります。

酉(とり)は「陰の金性」で《仲秋》です。
何のことかわからない人は、
昨日のメルマガを読み返してください。

五行の「金」は、収穫・米・悦びの象徴。

前月の「申」から「金」がはじまる季節は、
いわゆる秋です。
秋は「酉」でもっとも深くなり、
「戌」で次第に弱まります。

サル⇒トリ⇒イヌの順となっています。

つまり「酉」の月である8月は、
「金」の力が最大になる時期なのです。

その1日目に祭りをして「金」の力を求め、願い事をする。
五行の力を借りる「まじない」としても、
なるほど道理にかなっています。

八朔の日に縁起を担ぐ習慣は、
何も農業にたずさわる人々に限りません。
武家や公家など貴族も、願いを込めていたのです。

当時、貴族の間では『稲』を
「田の実」と呼んで贈答する習慣がありました。

これは、農家と同じ理屈です。
ですが貴族には、もう一歩踏み込んだ、
知的な理屈がありました。

田の実には「頼み」という意味があったのです。
いってしまえば、単なる語呂合わせです。
日本には「和歌」や「祝詞(のりと)」に、
同じ発音で意味が違う言葉を使って、
願いや想いを込める文化があります。
言葉に一種の「呪力」があると、
古来より信じられていたんですね。
そうです。言霊(ことたま)思想です。

そうした民族性も手伝って、武家や公家では
八朔の日に目上に贈り物をして、
引き立てを請う習慣が広まりました。
最初は稲作の季節がら「米」を贈っていた。

それが次第にエスカレートして、
「刀」を贈るようにまでなったのです。

さて、刀といえば金属製品の代表です。
つまり、五行の「金」の象徴なのです。
さらに刀は《武士の魂》。
時代が進み、品は変わっても「五行」の霊的な力に頼ろうとしたんですね。

さて、八朔の重要さを物語るうえで、
欠かせないエピソードがあります。
それは、徳川家康の入城です。

征夷大将軍として、東国(江戸)の統括を任された徳川家康。
歴史に名を残す武士の代表格、家康でさえ、
江戸城に入る日に八朔を選んでいたのです。

東の方位は、五行では「木」になります。
「木」を抑えるのは「金」の力。
つまり、東国を征伐するのに「金」の力が高まる八朔を選んだ。
で、その結果は…
みなさんご存知のとおりですね。

現代でいえば、軍事戦略に関わる行事。
もはや、縁起を担ぐなんていうレベルではない。
確実に「呪力」への期待が見えます。

単なる語呂合わせや、五行の理屈?
いえいえ、そうではないんです。
現実に影響力があると認識されていました。
八朔の由来やエピソードは、そんな歴史を今に伝えているわけです。


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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

お盆の由来と、釈迦のアンチ先祖崇拝思考

今日は終戦記念日です。
1945(昭和20)年、8月15日の正午、
昭和天皇による「玉音放送」がラジオから流れ、
日本が無条件降伏したことが伝えられました。

大宅壮一のノンフィクション『日本のいちばん長い日』が、
東宝創立35周年記念作品として映画化されています。
白黒映画ですが、迫力があります。
ぜひ、ご覧下さい。

しかし毎年この頃になると、話題になるのが靖国神社ですね。
その件については、また別の機会で。

さて。
秋への境目ともいえるのが「お盆」の期間。
都市部に出ている人も故郷へ帰省し、墓参りに行く。
そんな光景が日本中で繰り広げられます。

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お盆の由来は本当か
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先祖の霊を迎え火によって呼び寄せ供養し、
そのあと送り火によっておかえりいただく。
『お盆』は、そんな先祖供養の行事です。
語源は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略語。

そして盂蘭盆会は、インドの文語である、
サンスクリット語「ウランバナ」の当て字とするのが有力な説です。

ウランバナは「逆さ吊り」という意味。
つまり、逆さ吊りになって苦しむ人を救う、
という意図が込められているわけです。

お盆の起源にまつわる逸話として、
しばしば「目蓮」という釈迦の弟子の話が引き合いに出されます。

目連(もくれん)はあるとき、神通力を使って
死んだ母の様子を確かめてみました。

すると、母は、
死後に「餓鬼道(がきどう)」という酷い世界に生まれ変わっていた。
逆さ吊りにされて苦しむ様子が見えたのです。

目蓮の母は生前、我が子の可愛さのあまり、
水を求めて訪問した人の願いを断った経験があったのです。
当時のインドでは「水」は貴重品。
水道をひねれば水が出る現代の価値観からは
考えられないほど不足していた。

とはいえ、目蓮の家には瓶いっぱいの豊富な水がありました。
にもかかわらず、我が子に飲ませたいとの執着心が強かった。
だから、餓鬼道に落ちたのです。

目連は、どうしたら母親を救えるのかを
お釈迦様に相談しました。
釈迦は、目連の問いに対して答えました。


「夏の修行が終わった旧暦7月15日に僧侶を招き、
 多くの供え物をして供養すれば母は救われるだろう。
 母が他人に対してできなかったことを、お前が代わりにしてあげるのだ」


目連は、釈迦に言われた通りにしました。
その甲斐あって目連の母は無事、極楽に往生できたのです。

こうして、お盆に先祖の霊を招き、
墓参りして供養するようになったわけです。
感動的な話で、説得力もある逸話ですよね。

ですが、じつはこの習慣が、仏教に由来するかというと、ちょっと怪しいんです。

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お釈迦さま、実はアンチ先祖崇拝
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仏教の開祖「釈迦」は、古代インド生まれ。
クシャトリアという貴族階級の王子でした。
本来なら、何の不自由もなく暮らせる身分。
ですがある日、ふと哲学的な疑問にぶつかります。

苦しみの元は一体なんなのか。
どうして人は悩むのか。
なぜ人は生まれ、老い、病み、死ぬのか。

釈迦は、すでに結婚して妻がいました。
ですが、この疑問を解決するため、家族ごと
捨てて出家したわけです。
当時、出家といえば司祭階級であるバラモン
にのみ許される高尚な行為。
ですが釈迦は、貴族クシャトリアの家系。
にもかかわらず家を飛び出したわけです。

のちに釈迦の家系は、戦争に巻き込まれ、滅びてしまいます。
ですが釈迦は、眉ひとつ動かさず、修行に没頭したのです。
釈迦は知っていました。
家族といえども、煩悩の元凶「執着」を生む対象であることを。

つまり釈迦は、先祖崇拝を推奨していなかった。
むしろ、先祖への執着を捨て去ることが、悟りへの道だと考えたわけです。

われわれ日本人の感覚からすると、残酷な考え方ですよね。
それは、日本人が先祖を敬う民族だからです。

日本固有の宗教である神道、
その起源である「古事記」や「日本書紀」には、
先祖崇拝の歴史が克明に記されています。

現在、さまざまな神社に祭られている神様の多くは、
日本人のご先祖様なんです。

自分たちの先祖を神として神社に安置する。
季節の節目には「祭り」を行って、神と一緒に盛大に騒ぐ。
そうして感謝の気持ちを示すわけです。
これって、言ってしまえば、仏教とは正反対の考え方なんですよね。
こうした思想を持った日本人が、仏教を受け入れるには、
相応のカスタマイズが必要でした。

さて、釈迦が生きた時代から、日本に仏教が伝来するまで、
およそ1000年もの時間差。
そして、釈迦がいたインドからは、中国や朝鮮を挟む長い距離があります。

この距離と時間が、
仏教を日本人の肌に合う宗教に変えたわけです。



   中島多加仁【星読み師☆taka】



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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

空気を読む、究極の占い

『九星気学』は、数ある占いの中でも、
かなりメジャーな存在です。
一般的には「方位取り」や
初歩的な風水本で使われることが多いです。

「紫微斗数」や「四柱推命」といった、
高等占術に比べると、比較的カンタンに
マスターできるので、プロの占い師の中には
気学を軽視する人も多いようです。

でも、実は、
占いの3大要素「命・卜・相」全てをカバーする
高いポテンシャルを持っているのです。

というのも、九星気学には
中国系の占術の基盤となる
重要なエッセンスが詰まっているからなんです。

そのひとつが、
「易(えき)」の理論です。

易は、『易経(えききょう)』という教科書に基づいて、
吉凶を判断する占い。
きわめて古い歴史をもつ占いで、
古代中国では政治や軍事にも利用されていました。

ですが、中国の古典的な教科書に由来するだけに、
一般人には、理解するのが難しい。
マスターするためには、本格的に学ぶ必要があるわけです。

そうした難解な学問である「易」の要素を、
日本人用に、わかりやすく取り入れたのが
「九星気学」というわけです。

易を構成する基本要素『八卦(はっか)』は
気学で使う9星に対応しています。
つまり、気学を学ぶことで、
同時に易の基本も習得できるわけです。

さて、なぜぼくがこれほど「易」を推すか。
それには理由があります。

「易」がとても《使える》占いだからです。

サイコロや10円玉といった
ちょっとした道具でスピーディーに占えます。

こうみえて、ぼくはせっかちなんです(笑)

だから瞬時に知りたいことが知れる「易」には、
とても重宝しています。

そのうえ、歴史上の皇帝も使ったほど実践的。
こうした歴史的な裏付けも
「易」の魅力のひとつになっています。

さて、「易」を応用した占いに
『梅花神易』があります。

「ばいか・しんえき」と読みます。

昔、易の名人が「梅の花」を見ていた時、
2匹のスズメが争って、梅の木から転落しました。
名人はその光景を見、ある予測をしました。


「夕方に、隣の家の少女が
 梅の枝を折ろうとして、
 あやまって足をくじくだろう」


結果、名人の予測は的中しました。

以来、名人が使った手法は、
「梅の花を見ても結果を出せる」
という意味から『梅花心易』と名付けられたわけです。

まさに神業ともいえる伝説ですね。
この時、名人にとって梅の花や雀は、
単なる自然物ではなく、
特別なメッセージを持った「サイン」として映ったわけです。

もちろん「梅花心易」をマスターするには、
かなりの時間がかかります。
それは「易」の理論を完全に理解しなければならないから。
ですが「そのとき名人は何をしたのか?」を考えれば、
ヒントが見えてきます。
名人が判断に使ったのは、梅の花と雀。
そして時間です。
それは、その瞬間の「空気感」、
もしくは「雰囲気」とも言えます。
それを神秘的に、かつ深く考察することで、
神業ともいえる予測を的中させたわけです。

なんだか、ぼくたち日本人が気にする
「空気を読む」行為と共通する気がしませんか?

相手のしぐさや表情、場の雰囲気から、
次に起こる展開を予測する。
いわゆる「TPO」を考慮に入れた行動です。
かつて易の名人が考案した神業的な手法、
「梅花心易」も原則的には同じことだったわけです。

そういった意味で、「梅花心易」は、
「超・空気を読む占い」といえるかもしれませんね!


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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

七夕はバタバタしてました。

おはようございます。takaです。

遅ればせながら、
二十四節気の「小暑」がすぎましたね。

2日前のことです。

ぼくは名古屋で『姓名判断』のセミナーをやっていまして、
なにかとバタバタ。で、ぶろぐが滞ってしまいました。

小暑は7月7日でしたが、
いわずとしれた『七夕』の日でもあります。
五節句のひとつですね。

「七夕」といえば、
織姫と彦星の星祭りのイメージが強いですね。
また短冊に願いごとを書いて、
笹の葉に結びつける行事も普及しています。

短冊に願い事を書くようになったのは、
江戸時代に入ってから。
先日の「夏越で大祓」で使用した「茅の輪」の両端に
飾ったのが始まりとされています。

3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句など、
他の五節句と同じく、七夕の由来も中国にあります。

もともとは「乞巧奠(きっこうでん)」という
手芸・裁縫の上達を祈る行事でした。

その習慣が輸入されたのは奈良時代。
『古事記』や『日本書紀』にも登場する
棚機津女(たなばたつめ)の伝説とミックスされて、
現在の形になったのです。

ちなみに、短冊が色紙なのは、
「七夕」が『五行』に基づく儀式だから。
もともと裁縫や手芸にまつわる行事だけに、
中国では五色の糸を使います。

七夕用に五行を取り入れる行事は、
何かしらの成果(願望成就)を期待したものがほとんど。
つまり呪術性を秘めた儀式なのです。

では告知です。
今月28日(日)に渋谷ほしよみ堂で、
『今日から使える九星気学』
というセミナーを開催します。
九星気学の命術と卜術を、一日で使える
レベルにします。

時間は15:00〜17:00の2時間。

受講料は本来10000円。ですが、今回は
特別割引ありです!
7月10日(水)までのお申し込みなら
なんと6000円。

有難いことに、さっそく定員に達しました。

当日までにはキャンセルも予想されるので、
もし空席が出来たらお知らせしますね。

キャンセル待ちも数名募集します。

 
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中島多加仁【星読み師☆taka】

富士山のカリスマ性

明日は『甲子』の日。
「甲(きのえ)」は大木を意味します。
「子(ね)」は水で、季節でいうと真冬。

真冬の海に漂う流木、そんな連想させます。

「甲子」は60パターンある組合わせの第1番目です。

なので、物事が心機一転して始まる、
「スタートの日」でもあるんです。

しかも、今日は『夏至』の直後の甲子です。

「九星気学」では、
陰と陽の流れが変わる日とされています。

専門的には「隠遁」と「陽遁」が切り替わる日です。
といっても、何のこっちゃ分かりませんよね。

ようは、気学を使う占い師にとって、
占い結果に大きく作用する基準点ということ。

このメルマガを読んでいるみなさんは、明日を境に、
何か新しいことを始めるのもいいかもしれませんね。


さて、古来「山」は、神や精霊がやどる存在として、
恐れられ、崇められてきました。

その起源は定かではありません。
ですが「宗教」が定着する、はるか以前、
人々の信仰の対象は大自然だったのです。

「山」は、大地から突起しているので目立ちますよね。
しかも、時には噴火する恐ろしい存在。
つまり、もっとも人間の心を虜にする、
大自然のシンボルだったわけです。
古代人たちは、理屈ではなく感覚でその神聖を見抜いていたでしょう。

日本の「富士山」も、もれなく信仰の対象となりました。

古くは平安時代の文献にその記述が残っているようです。
最近の研究では、
もっと以前から神聖な山として崇められていた可能性も。

現在の日本人の富士山への熱烈な信仰心。
そのキッカケひとつとなったのが「修験道」でした。


 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

コノハナサクヤヒメ後日談

今日は『壬戌』の日です。

「壬」は、川や湖を意味します。
「戌」は、堤防の役割をします。

溢れることなく、自分をコントロールして流れる、
整備された大河を連想させます。

壬と戌は、十二運『冠帯』の関係。
動物占いでは「黒ヒョウ」になります。

礼儀正しく謙虚な印象。
思慮深いので、軽はずみな言動はしません。
説明ベタで口数は少ないが、直観が鋭く、
相手の気持ちや場の空気を的確に把握します。

ですが、時には直観に頼るあまり、
ひとりよがりな行動をしてしまうことも。
つまり、物事を客観的に判断できないのが、
黒ヒョウの欠点といえます。
つねに頼れるアドバイザーを持つことで、
その弱点をカバーできるというわけです。

さて。
メルマガの内容は、昨日の続き。

姉・イワナガ姫とのひと悶着の後…
なんとか夫婦となった、コノハナサクヤ姫とニニギノミコト。
ふたりは、一夜の契りを交わしました。

それからしばらくして、
サクヤ姫はニニギノミコトに、
自分のお腹に子が宿ったことを伝えます。

「わたしは身ごもったようです。
 やがてあなたの子が生まれてきますよ」

ふつうならば、おめでたい話。

ですが、夫であるニニギノミコトからは、
意外な答えが返ってきたのです。


 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

神が宿る霊山〔祝☆世界文化遺産登録〕

昨日、富士山の世界文化遺産への
登録が決定しました。
一昨年の岩手「平泉の遺跡群」に次ぐ認定。
日本の文化遺産は、これで13個目です。

知名度と美しさでいえば、
今まで認定されていなかったのが不思議ですけれども。

認定された22日は『五黄土星』でした。

五黄は、中央を司ります。
富士山は、まさに日本のヘソです。

さて五黄には、
「帝王」という意味と
「破壊」という意味があります。
また《ゴミ》というのも、五黄の象徴です。

富士山は登山者が捨てるゴミで汚れている。
「世界で一番ゴミの多い山」とさえ言われたほどです。
本来は『自然遺産』で登録したかったが、
あまりにゴミがひどくて文化遺産になったそうです。

ただ、やはり遠くから見る富士山は綺麗ですよね。

他の山とは比べ物にならないほど、
われわれ日本人の憧れであり、日本の宝です。
ぜひ、ゴミ問題を根本から解決してほしいです。

さて、富士山といえば、日本で一番高い山。
それに加え、古来より「霊峰」として崇められてきた山です。
霊力が宿る山として「信仰」の対象でした。

日本には古くから、富士山にまつわる神話があります。

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】