天喜と紅鸞への確信

さて、今日は昨日の続き。

生まれた年の「十二支」から導きだす、
吉凶を持たない5つの小さな副星。

最後を飾るのは、恋愛と美の双星と言われる
『天喜(てんき)』と『紅鸞(こうらん)』です。

天喜と紅鸞。
この双星には、ある特徴があります。

それは、必ず「向かい合う」配置になること。
つまり、どんな時も会照(かいしょう)するわけです。

この法則で動くのは、天喜と紅鸞のみ。
なので「特別な星」というイメージを与えるわけです。

紫微斗数の古典では「慶事」の象徴とされています。
慶事とは、恋愛や結婚、出産のこと。
天喜と紅鸞は、その時期を示している。
とされていました。

ちなみに、これまで出版されている「紫微斗数」の書籍にも、
同じ解釈で書かれています。

恋愛や結婚といえば、占いでもっとも多い相談です。
いつ出逢いがあって、いつ結婚するのか。
未婚者なら、男女問わず知りたくなっちゃいますよね。

占う側としても、もっともニーズのある質問に答えられる、
凄く便利な星だったわけです。

つねに会照する印象的な星「天喜紅鸞」。
恋愛に特化した星。
相談者のニーズに直結する役割がある。

こうした特徴を備えているゆえに、
天喜と紅鸞の位置で、恋愛や結婚の時期を考察する風潮がありました。

当然、ぼくも「紫微斗数」を学びはじめたころは、
この伝統的な解釈を信じていました。

最初の頃は、たしかに当たった(ような気がした)。
でも、何千人もの鑑定を重ねるうちに、
その確率は低くなっていったのです。

なぜなら、その星の配置システムに問題があるからです。
天喜と紅鸞は生まれ年の十二支で、その配置が決まる。

ということは、
同じ年に生まれた人は、全員同じ位置に天喜紅鸞がある。

1年運をみるとき、同じタイミングで天喜紅鸞が巡るわけです。

ようは、同級生のほとんどが同じ年に運命の人に出会い、
同じ年に集中して結婚したりすることになる。

そんなわけないです。

で、ぼくは確信したのです。
「天喜と紅鸞」は恋愛や結婚には関係していない!と。

恋愛や結婚の時期を予測するには、
もっと複合的な解釈が必要なのです。

ぼく自身の命盤でも、それを裏付けできています。
今年、天喜紅鸞ラインにいます。

ちなみに命宮です。

ぼくの命宮に紅鸞がいて、遷移宮に天喜がいます。

セオリーで言うと、ぼくは今年、
結婚するか、はたまた新しい出会いがないといけない。

ところが、今のところそんな気配はありません。

また、「天喜と紅鸞が命宮に入ると美形になる」
ともいわれていますが、それも完全にハズレっ!!!

では、天喜と紅鸞には、どういう意味があるのか。
どうやら『美意識』という言葉が、ピッタリくるようです。

昨日紹介した「龍池と鳳閣」と似ていますね。

でも、ちょっと違うんです。

龍池と鳳閣は、書道や茶道のような『伝統美』の感性。

それに対して天喜と紅鸞は、現代的な《美への好奇心》です。
ファッションや音楽 、映画やダンスなど、
最新の情報分野に惹かれやすいのです。

『四柱推命』でいうと「沐浴」に似た作用かもしれません。
沐浴とは、もともと「産湯」の意味。

生まれてきた赤ちゃんが産湯を浴びて清められ、
未知の世界を体感するわけです。

好奇心は、ファッションや音楽、映画への興味を喚起します。

もちろん恋愛や結婚もその対象になります。

つまり天喜と紅鸞は、恋愛や結婚に限らない、
未知なる分野への好奇心を表す星だと、ぼくは考えるわけです。

しかもこれらは、作用の弱い星なので、
他に寄り添う星の影響を受けます。

さて明日は、副星の中でも、
もっとも影響力の大きい星について語ります。

そうです、『四化星』です。
ご期待ください。
 


                中島多加仁


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