タロットとトランプの「4」グループ

先日、ほしよみ堂にて『完全初心者のための手相塾』を開催しました。
6名限定でやろうと思っていましたが、
大好評で8名まで膨らみました。
せっかくなので、配置を考慮し、専門スタッフを4名に増やすことで
問題なく進行することができました。

さて、手相と同じくらいの知名度をもつのが
『タロット』という占い。
全部で78枚あるカードに描かれているのは、
色彩豊かでユニークなキャラクターたち。
その絵から意味を読み取って、
相手の気持ちや未来を予測する占いです。

来月の24日は、
そんなタロットの完全初心者向けワークショップを開きます。

全部で78枚あるタロットカードは、大きく2つのグループに分かれます。
それが「大アルカナ」と「小アルカナ」です。
このうち小アルカナは、トランプと深い関係にあります。

トランプって、グループごとに分かれていますよね。
スペィド、ダイヤ、ハート、クローバーの4つです。

タロットでいうと硬貨・聖杯・棒・剣
こちらも4つのグループに分かれています。

この「4」という数に、深い意味があるんです。

西洋には「四大元素」という考えがあります。
古代ギリシア人は、4つの要素から世界が成り立っていると考えたわけです。
それが「地・水・火・風」の4つの元素です。

それぞれ、
・固体
・液体
・化学反応
・気体
に対応しています。

この中で「化学反応ってなに?」と思うかもしれません。
「火」は、固体が熱を発している状態ですね。
雷などの放電も化学反応で火になるわけです。

なんだか化学授業みたいですね。
でも、この時代は化学や数学、神秘学や哲学
などはすべて同じく「宇宙の規則を解明するためのもの」として認識されていたんです。

そういった意味では、トランプやタロットに
込められた4つのグループ分けも、
宇宙の法則を反映した分類なのかもしれませんね。
まあ、だからこそ「当たる」わけですが(笑)

さて、この神秘的なグループ分け。
西洋独自のものかと思いきや、
実は日本にも、同じ分類法が存在しています。

東洋といえば、中国由来の五行(ごぎょう)
がよく知られた分類法です。

しかし日本には、五行の考えが輸入される、
はるか以前から4つに分ける方法が存在したのです。

ご存知のように、日本という国は季節感をとても感じやすい地域といえますよね。
そして、その季節感を区切るのが、
「四季」というイメージです。

言うまでもなく『春夏秋冬』の4グループ。
日本人たちは基本、稲作民族ですからね。
季節感を農作に合うよう分類する必要があったわけです。

そうして季節を肌で感じ取った結果、
4つの季節に分けることにしたわけです。

これが古神道でいう『天・火・水・地』の4要素です。

気候の移り変わりを稲作に利用した日本人。
それを春・夏・秋・冬の4つの季節に分けたのです。

しかし、人間が体感する「4つ」の分類は
これだけではありませんでした。

では、次回は「4つ」の分類をさらに追ってみようと思います。


taka


クレームはある意味、有効なマーケティングなんです。

社員育成の問題で相談に訪れた男性経営者が、
ふと漏らしたひとこと。

「最近クレームが増えてきて困ってるんだよね」

この社長さんは『クレーム』を、
対処のしようのない悪い事態だと思っているご様子。

まあ、当然かもしれません。

「うちはさ、低予算でやってるんですよね。
 しかも他とくらべても納品が早いのがウリなんです。
 それが分かってないんだよなぁ。
 うちの社員もバカだけど、クライアントもアタマ弱いんですよ」

と、こんな調子でした。

日本の慣習では、苦情を「悪いこと」ととらえる傾向があります。
苦情イコール《失敗の結果》と考えてしまう悪い癖。
これが、現代日本人の頭に染みついているわけです。
さらには《クレーマー》という言葉まで生まれ、
クレームを言う人までが社会悪とされ、
まるで「害虫」のような扱いになっています。

しかし、現実はその逆です。
多くのビジネス書に書かれている通り、
「クレーム」をいただくことが悪い事態ではありません。
この経営者のように、「クレーム」をマイナス要素だと捉えることが、
じつは社員の質も低下させているわけです。

なぜなら、クレームとは《顧客のニーズ》だからです。
ニーズを調べるために、高い経費をかけて業者にデータを取らせる。
確かにそれもマーケティングの一種だと思います。

それに比べてクレームは、自社のサービスや商品に対して、
頼んでもいないのに、わざわざ改善点を教えてきてくれるのです。
考えてみれば、こんな有難いことはありません。

経営者とは、本来「災い転じて副と成す」といった考え方をするからこそ、
成功者となりえるわけです。
いわば、日本独自の悪癖を逆手に取った考え方です。

ちなみに「クレーム」は、占いをした時の「凶」という結果に酷似しています。

占いで「凶です」といわれると、気分が落ち込みますよね。

しかし、考えてみると「凶」というのは
「自分の期待や希望とは違う結果」ということでもあります。

ですから、
「タイミングがズレていますよ」
「選択肢が間違っていますよ」
というサインなのです。

凶というのは『願望』に対してのダメ出しです。
宣告された側にとっては、当然いい気持ちはしません。
自分の欠点とうまくいかない理由を指摘されているわけですから。

上手に運命を切り開く人、とくにデキる資質をもった経営者たちは、
この結果を真摯に受け止め、今までの方針を見直す絶好の参考材料とします。

「クレーム」に関しても同じです。

本来、経営者は「クレームとは顧客からのニーズなのだから、
しっかりと報告しなさい」ということを、従業員に指示さなければいけない立場です。

その本人自らが「クレームが多くて困っている」というのは問題外なのです。
言葉を置き換えると、
社長自らが「ただでニーズが調査できて困っている」ということですからね。

「顧客からのクレーム」と「占いの凶という結果」。
それが自分や会社にとってメリットかデメリットか。
それを見分けることは、意外と簡単だとは思いませんか?

さらに、もっとつっこんで言うならば、

「クレームを言われても気にするな。
 むしろクレームを報告しなかったら厳罰を与える」

というくらいが好ましいのです。

クレームを怖がらない会社にすることです。

そのためには、お客様のクレームは、ひとつも漏らさず報告させること。
もし報告し忘れていたら、厳しく処罰すること。

そういう決めごとをすることで、社員のモチベーションは一変するものです。


  中島多加仁

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豆まきの真相

明日は「立春」です。

そして立春の前日である今日は、豆まきを行う「節分」です。


本来「節分」とは、各季節の始まりの日の前日のことを言います。

各季節とは、立春・立夏・立秋・立冬の4つです。

ようは「節分」とは「季節を分ける」ことを意味しているわけです。



豆まきを行う「節分会」の行事が全国で広まり、

「立春」の前日の「節分」が特に知られるようになったのです。



さて。

どうして節分に「煎り豆」をまくのかご存知ですか?


実は、この「煎り豆」の風習は
『艮の金神』のためだったのです。

艮は「うしとら」と読みます。

丑(うし)と寅(とら)の組み合わせです。

本当の名前は『国常立之尊』といいます。

「くに とこたち の みこと」

と読みます。

この神様は、天地の律法によって神界を治めようとされたわけですが、
あまりに厳格であったため、神々から不満が続出して、
引退を迫られるわけです。

不満を訴えた神々は、髭や手足の爪を抜き
「煎り豆に花が咲くまで出てくるな」
という呪いの言葉を投げかけて追放してしまったのです。

艮の金神(クニトコタチ)が悪神たちにかけられた呪い。

それが節分行事の本来の意味なのです。

煎り豆は、芽も出なければ、花も咲きません。


つまり、「永遠に、二度と出てくるな」という呪詛なのです。

この悪神たちは、クニトコタチを追放した呪いを、民衆に流布しました。

それが豆まきです。

クニトコタチは、北東の方角である丑寅に閉じ込められ
「艮の金神」と呼ばれるようになったということです。

丑寅の方位を「鬼門」と言いますが、
本来は「貴門」という意味なのです。

「鬼は外、福は内」

この鬼は、まさしくクニトコタチのこと。

福とは、不苦。これはですね、苦しみのない甘えた世の中になること。

つまり悪神が、人間を堕落させるために、
これ以上レベルアップしないように、企画したイベントなのです。

ところで「追放された」と言えば、
思い出すのが「スサノオ」ですね。

アマテラスの怒りを買って、天から追放されています。


同様に、髭や手足の爪を抜かれて追放されます。


そのため「スサノオ」と「クニトコタチ」は同一神ではないかという説もあります。


この「艮の金神」の鬼門の封印は、
じつはすでに解かれているのです。


なので近年、豆まきをする風習は減り、
かわりに恵方巻きがメインになってきたわけです。


ちなみに、ぼくの家では子供の頃から一度も豆まきをやったことがありません。